第4世代 ビショップ・エオノラ(17)
今までありがとう、エッカルト
エオノラ、警部補(レベル7)に昇進した。
順調に昇進してるな。
もうそろそろ恋人探しでも始める頃か。
エッカルトにとうとうお迎えの日が来た。
長い長いエッカルトの人生が終わる。
ジュリエットが、最初にエッカルトが死んでるのを見つけた。
庭師のおね~さんも、エッカルトを悼むために入ってきた。
とうとうエッカルトが小さな骨壺になってしまった。
ジュリエットは友人の死神とハグ。
ジュリエット、最愛の夫を亡くした悲しみを癒すために、死神にアドバイスを求める。
例によって「泣きながら眠るといい」くらいしか、アドバイスくれないんだけどね(;^ω^)
エッカルトもビショップ家の墓所へ加わった。
彼はヴァンパイア時代の弱点である『永遠の悲しみ』が、バグのせいで取れなくて、
しょっちゅう泣いてた。
彼にとって生きてることは、喜びと悲しみの半分づつだった。
これでやっと安らかに眠れるだろう。
翌日もジュリエットは悲しい顔をしている。
そんなに簡単には、この悲しみは癒せないよね。
中の人もエッカルト死んだら、虚脱状態になった。
彼はずっとこの家の精神的な大黒柱であり続けた。
ジュリエットが経済的な大黒柱で。
この家の歴史は、始祖のイヴが始めて、ジュリエット&エッカルトが作り上げた。
これから何代も続いていっても、この夫婦が固めた基礎はきっと崩れることなんてないだろう。
おそらく、ビショップ家の歴史が終わっても、きっと他の家の歴史に大きな影響を及ぼすハズだ。
今まで本当にありがとう、エッカルト。
どうか安らかに眠っておくれ。
今回の容疑者は、ジーンズ・シニア・オタク・白髪・男性・ジャケット。
STRANGER VILLEのバーにいるらしい。
彼はブレソール。
相変わらず服装は違うけど、他の特徴が一致したので逮捕。
取り調べの時は、ジャケットにジーンズ着てるな(;^ω^)
順調に自供を得る。
これでまた、一つ事件を解決した。
エオノラ、職場に友人ができた。
彼の名前はネーポムク。
どこの国の名前だろう…。
尊敬していたエッカルトじいちゃんの、今際の際に立ち会えなかったグリフィンは、
泣きながらPCをしている。
悲しみのブログでも書いているのか。
エオノラがグリフィンを慰める。
跡取りの女は強くあらねばならない。
兄弟の秘密の握手、らしい。
握手というより、パフォーマンスだな…(;^ω^)
ずっと落ち込みっぱなしの、ジュリエットばあちゃん。
エオノラが慰める。
ジュリエットも、もう残り日数はそんなに残っていない。
だから、できるだけ笑っていて欲しい。
次に続く(下からどうぞ)
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