10年ぶりのカラオケ

カラオケ

10年ぶりのカラオケ

恐ろしく久しぶりにカラオケに行ってきた。
ほぼ10年ぶりだ。
もちろん、こんなご時世(コロナ)なので一人カラオケである。
こんなご時世でなくても、カラオケは一人で行くのだが(;^ω^)

いやもう、あまりにも歌いたすぎてひどい寝不足になってしまったので。
寝ようとしても、歌が頭から離れない状態で、寝ようにも眠れないという…。
つねに頭の中に歌が鳴り続けてるなんて、楽しそうに思えるかもしれないけど、
実際はその状態が続くと、マジで地獄だからね(;^ω^)
そんなストレスで身体を壊しては元も子もない。

行ったのは一人カラオケの専門店。
歌う部屋は、まるで小さいレコーディングスタジオみたいな感じの空間だ。
ドリンクはドリンクバーなので、自分で取りにいくシステムだ。
(普通のカラオケ店でもドリンクバーの方がいいなぁ)
歌ってる途中で店員さん入ってくると、ちょっと恥ずかしいし(;^ω^)
あとヘッドフォンが必要なのだけど、うちにはノイキャン機能の壊れた
高級ヘッドフォンあるのでそれを持っていった。
ノイキャン壊れたからって、捨てないで置いて良かったよ(;^ω^)
(もしもそこのシステムと相性が悪かったら、途中からでも借りられる)

いや~~それにしても今のカラオケって、ホントに進歩してるよね。
採点機能とか、以前じゃ考えられないくらいに詳細さが充実してる。
自分の歌のダメな部分とか良い部分とかが、視覚的に分かるようになってる。
自分のキーも分かるし。
審査員が、全体的な評価をしてくれてるようなコメントもついてくる。
歌に自信があったら、全国の人達と競うこともできるし。

あと、これは少し前にもあったけど、事前に歌いたい曲をスマホで登録しとけば
その場で曲を探す必要もなくて、スマホで直接リモコンできる。
以前はただのリモコンな感じだったけど、今はキーの上げ下げや採点するかしないかも
スマホで決めて、機械に曲をリクエストできるしね。

いざカラオケ行っても、「あの曲は何ていうタイトルだったっけ?」みたいなのがないし、
歌い始めて、「やばいこの曲、キーが合わない(;^ω^)」というのもなくなった。

しかし。
カラオケのシステム的なもろもろは、すごく進歩していても、
今回歌う人間の方はそうじゃなかった…(;^ω^)

まぁ…分かってたよ。10年も歌ってないとすごく下手になることくらい…。
歌う以前に、歌声の出し方が分からなくなってるとは思わなかったよ(;^ω^)
ただ声を出すのと、歌声を出すのとはまったく違うんだな…。
今まで知らなかった。

ただ、そこのシステムを使うのも初めてだったので、調整にも戸惑ったけどね。
ヘッドフォンから聞こえてくる自分の声はでかいし、音楽は小さいし。
(普通のカラオケボックスのつもりで歌ったら、あれはびっくりすると思う(;^ω^))
もちろん、その手の調整も自分でできるし、エコーだって好きにつけられる。
今回はエコーの類の調整はしなかったけど。
喉ならしと、ひたすら歌って勘を取り戻すのが目的だったので。

そんなこんなで、事前登録してあった曲を色々歌いまくった。
もうとりあえず、歌えればいいや的な感じ。

トータルで10曲くらい歌ったかなぁ…。
一人で歌いまくるから、喉を傷めない程度にしておいかないとね(;^ω^)

最高点は『もののけ姫』で93.95点。抑揚が満点だった。
うん、あの歌は歌いやすいからね(*´ω`*)
2番の歌詞とか、「う~」と「あ~」しかないし(違う)。

ただし、今回はどの歌も安定感はボロボロ。
しょうがないね。まったく声が伸びてないもの(;^ω^)。

あと、ずっと歌いたいと思ってて、今回初めて歌ったのが
kalafinaのLacrimosa。
いや~~。あれは歌いやすかった。
「Lacrimosa~」って叫ぶ感じのトコとか、実に楽しかった(*´ω`*)

逆にAimerのBrave Shineには撃沈した。
Aimerはハスキーな感じの声質なので、キーが低いと勝手に思い込んでた。
いや歌えるんだけど、地声と裏声の切り替えが上手くいかないというか(;^ω^)
サビの部分の途中でいきなり裏声に変わったら気持ち悪いからね。
私が歌うなら最低でも3つか4つ下げないとダメな曲だったよ…(;^ω^)

AIのStoryでも4つ下げないと歌えないしね(;^ω^)
ユーミンとかも3つ下げないと無理。

ちなみに、私の声域自体は3オクターブほど。lowF(F2)~hihiC(C6)まで。
歌で使える音域は地声が、lowF(F2)~ HiA(A4) までで、
裏声が、mid2A(A3) ~hihiA(A5)で、ホイッスルならhihiC(C6)まで。

少し前まで裏声として普通に出せるのはHiFまでだったのに、
いつのまにかhihiA(hiFから4つ上)までイケるようになってた。
上の方は訓練で伸びるって本当なんだな…(;^ω^) びっくりだ。
単にとても高い音の歌を裏声で歌ってただけ、ではあるけど。
ただ地声の方は、自由に大声で歌える環境がないと伸ばすのは難しい。
裏声でこっそり歌うのと違って、地声で歌うと近所迷惑凄いから…(;^ω^)

ただし、その音域の声を出せるのと、心地よく歌えるのとは違うからね。
心地よく歌える声のゾーンが下と上に分割されてるせいで、
普通の曲は大体下に4つほどキー移動させないと歌えないという不便さ(;^ω^)
(キーが高い曲に関しては歌えない曲はほぼない、と思う)
ただ、そのおかげで相対音感が相当鍛えられたとは思う。
どんなにキーを移動しても、歌の変調部分もちゃんと歌えるからね。

私の声で一番歌いやすいのはL’Arc-en-Cielの『花葬』。
この曲の地声の最低音のlowg&最高音hiAが、私の地声の最低音&最高音と割と同じなので。
こういう曲が存在してくれるのはありがたいよ、本当に。
ということは、もっとラルクを覚えればいいのか。
今頃気づいたよ(;^ω^)
ラルクで歌えるの、あとはfinalしかないしな。

前の方で言ってたkalafinaのLacrimosaは、音域調べたら
ちょうど自分の裏声の最低音と最高音(mid2a~hiF)に、ほぼぴったりハマってた。
歌いやすいハズだ。

地声の音域で調べたら、BUMP OF CHICKENとか、amazarashiとか出てきた。
裏声の音域でt.A.t.u.とか平井堅とか出てきた(すげーな平井堅(;^ω^))。
うん、確かに裏声で歌いやすいけどさ、平井堅。

昔は音楽に詳しい人でもなきゃ、どの曲がどの音域の曲かとか
自分がどの音域を歌えるのかとか分からなかったから、便利な時代になったと思う。
今や、自分の音域から、歌える歌を調べられる時代だもんね。

あと、今回すごく歌いたかったのが、いとうかなこ&ワタナベカズヒロのwhen the end。
もちろん歌ってきた。
この曲を歌いたいがために、joysoundを選んだので(調べたらDAMにもあった)。
英語にカナふってあったので助かった(*´ω`*)
いや、ほぼアカペラで歌えるほど覚えてるけど、1か所だけ難しいトコがあって。
でもね、この曲、デュエットなんだよね。
この曲は女性の方がメインなので、男性パートの方は入れといて欲しかったよ(;^ω^)
そっちのパートは練習してないから。
どっかのカラオケでは、どっちのパートを歌うか選べたりすると思ったけど
システムによって違うのかな。

もう1曲、歌いたくてたまらなかったのが、cinema staffのName of Love。
2番目にいきなりテンポが変わるわ(しかも曲が聞こえなくなる)、
裏声オンリーで歌える曲かと思ったら、地声と裏声の妙なミックス具合になってしまうという
恐ろしい曲だった(;^ω^)
これも3つくらい下げないとダメだ。
これ、裏声で歌う曲じゃないわ。
本家の優し気な声と歌い方に騙されるとエライ目に遭う。

それにしても、カラオケっていいね。
日頃のストレスが本当に吹っ飛んだよ。
人間、たまには大きな声を出さないとダメだね。