ケチケチで魔法の城を建てる(9)
久しぶりに魔法の国へやってきた。
しばらく向こうの世界にいたせいで、魔法使いとしての勘が恐ろしく鈍ったようだ。
いざ『シューリ』を使おうとして、使えなかったソニア(;^ω^)
こっちに来ようとしても魔法が使えないため、ゲートを探すのに時間を食ったようだ。
魔法のパワー自体もあまり土地に残ってないので、こっちで補充していかなくては…。
それとソニアには、この場所に大事な物を忘れてきた気がしていた。
本棚で魔法の書を探す。
本を見つけて改めて呪文を習得する。
忘れてしまったのなら覚え直せばいいだけだ。
実用魔法の賢者と友人になった。
彼から実用魔法と薬のレシピを習った。
原始魔法の賢者であるモーギンと友人になって、呪文と薬のレシピを習う。
いたずら賢者と友人になって、呪文と薬のレシピを習う。
疲れ果てたので、自宅に戻って寝る。
シャワーがないので、自分に『ゴシゴシコスール』。
これなら油分も減らないな(*´∀`*)
昔、魔法の国で過ごした折に、ひそかに埋めておいたお宝を使う。
(魔法の国へ行った時にその存在を思い出した)
これはソニアだけのお宝で、すべての呪文と薬のレシピを記載してある優れものだ。
そしてこの本を読めば、それが立ちどころにソニアの元に還ってくる。
もしもソニアの記憶がなくなったり、魔法が使えなくなった場合に備えておいたのだ。
有能なシムは、いつでもいざという時のために備えておくものだからね。
案の定、こっちに戻ってきた弾みでこの本の存在さえ失念していたソニアだけど、
魔法使いは記憶がなくとも必ず魔法の国へ還るので、魔法の国へ行ったことで、
この本の存在も思い出したようだ。
魔法の力さえ戻れば魔法使いは最強だ。
食べ物を作り出すことだってお手の物。
魔法で作った食べ物をさっそく食べる。
さっそく『シューリ』で一人用ソファとダイニングテーブルを修復した。
机もシューリした。
これでやっと家っぽくなってきた。
植物が実ったので収穫。
『スッゴクウマーイ』で料理を出して食べる。
また風邪ひいたので、薬を飲む。
薬を飲んだら寝る。
それが早く病気を治すコツ。
起きたら庭仕事。
ちょっとお尻の肉付きが目立ってきたので、ジムへ行く。
次に続く(下からどうぞ)
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