エイリアンテイクオーバーチャレンジ(21)
たまには狩り場を変えようとラウンジへやってきた。
ここには音楽やお酒、出会いを求めるシムが集まるのだ。
当然、他の場所よりも口説きやすいだろう。
案の定、すぐに声をかけられた。
彼女はスペンサー・キム=アンナ。
すでにアルコールが入っていい気分のアンナを口説くのに、時間はかからない。
すぐにシャワーブースへ案内して、2人で熱いダンスを始める。
このラウンジは、道ならぬ恋人達の人気スポットだ。
それはこのシャワーブースのおかげだ。
どちらの家にも行けないような2人が、熱い夜を過ごすのにうってつけなので。
アンナの脳内では、普通の恋人同士のラブラブなひと時だけれども、
ハンターにとってはタダの捕食タイムなので、後腐れないシャワーブースは有難い。
ハンターの捕食が終わり、アンナは大きなお腹で慌てて帰った。
アンナが帰った後、スターリング・ヒロコと出会った。
やっぱりヒロコという名前は人気のようだ。
ヴラドの娘もヒロコだったし。
以前にもヒロコは2人ほど相手したし。
それでは幾人目かのヒロコを口説くことにする。
しかし、母親は確か相当毛量の多い髪型だった気がするけれど、
パンチパーマみたいな頭なのは父親の影響だろうか。
アンナからTEL。
ナオキ(♂)が生まれたようだ。
(エイリアンの子供、92人目)
同じ名前の女性は数人相手にしたが、当然ながらすべて違う人格だ。
アンナは母親の影響でお金に深い関心のある性格のようで、
「君との時間は、100万$もの価値がある」などという言葉にとても弱いようだ。
まるで金銀財宝をまとっているかのような気分になった一時も、すぐに終わる。
そしてアンナは大きなお腹で慌てて帰る。
ヒロコからTEL。
ツヨシ(♂)が生まれたようだ。
(エイリアンの子供、93人目)
ヒロコの子供がツヨシ…。
彼女の家は日本風の名前が好きなのかな。
自宅に戻って、いつもと同じようにこれまでのことを執筆する。
きっと子供が100人生まれた時も、大々的にそれを記すのだろう。
たまには気分転換にギターなども弾いてみる。
せっかく豪華な拠点を作ったのに、あまりこの家で過ごせないでいるのが寂しい。
子作りがひと段落ついたら、存分にこの家を堪能することにしよう。
庭の植物を収穫する。
そしていつものようにジムへやってきた。
最初に会ったのは、パンケーキ・グレイス。
彼女は走る気満々だったようだが、「もっと心肺機能にいいことしようよ」というと、
あっさり乗ってきた。
2人でシャワーブースへ入り、アクロバティックで激しいエクササイズを開始する。
これなら、下半身も上半身も相当鍛えられそうだ。
十分な鍛錬が終わった後、グレイスは大きなお腹で慌てて帰る。
グレイスが帰った後、ワトソン・メグミと知り合った。
ユウコ以外の和風ネームも流行ってるのか。
「いいトレーニングメニューあるから、一緒に試してみない?」などと言い寄って、
関心を示したメグミにすかさず接触。
グレイスからTEL。
ヴィクトリア(♀)が生まれたようだ。
(エイリアンの子供、94人目)
「さあさあこっちこっち」と、新しいトレーニングメニュー試すためにシャワーブースへ。
もちろんジムに、こんなトレーニングメニューは存在しない。
ハンターのオリジナルだ。
2人でしか行えない上にとても激しくて、普通の運動では使わない筋肉も酷使される。
特別メニューが終わった後、メグミは大きなお腹で慌てて帰った。
メグミが帰った後、シャワールームで一息ついてたハンターへ、
チョー・リリアンが声をかけてきた。
アクセント的な三つ編みに、何やら親近感が沸く。
ひとしきり髪型の話で盛り上がったところで「その髪触っていい?」などといいつつ、
うっかり唇に触れる。
メグミからTEL。
ブロディ(♂)が生まれたようだ。
(エイリアンの子供、95人目)
そのままシャワーブースへ引きずり込み、髪どころか体中を触る。
エイリアンパワーで暗示にかかっているリリアンは、それを普通に受け入れてしまう。
彼女の脳内では、髪型がきっかけで仲良くなった恋人同士なのだ。
イチャイチャが終わった後、リリアンは大きなお腹で慌てて帰る。
子供が生まれた後に、ハンターと恋愛状態ではあっても恋人ではないことに気付くだろう。
次に続く(下からどうぞ)
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