クロゴケグモ（6）
庭の植物が実ったので収穫。
シゲルが近くにいたので、呼び寄せてお話しする。
その勢いのままプロポーズした。
シゲルも何も考えずにOKした…(;^ω^)
…少しは疑った方がいいよ、シゲル。
この結婚によって、ローズの所持金が$800,525になった。
初ウフフ。
ローズはギターの練習してる。
シゲルは自分で料理を作る。
今日は暑い日なので、シゲルはプールへ飛び込んだ。
今までの自分の自宅にはなかったので、豪邸の雰囲気を味わっているんだろう。
水面にぷかぷか浮かんだりして、リラックスしきっている。
美しく若い妻、豪邸、大富豪の地位。
まさに、この世の春。
今のシゲルは、歴史上の偉人にでもなったような気分だ。
でも身の丈に合わない幸せは、求めない方がいい。
シゲルが飛び込んだそこは豪邸のプールではなく、死へと誘う蟻地獄だったのだから。
体力が尽きたシゲルは、そのまま水底へ沈んでいく。
そして、死神が4度目の仕事をしに来た。
シゲルの骨壺も地下の墓所へ加わった。
昨日と変わらない、庭の手入れ。
一つ違うのは、今のローズの心にあるのは、次は誰を夫にするかということ。
灯台元暗しとは言うけど、自宅の隣にもシニアが住んでた。
キム・デニス。
ローズと変わらないくらいの豪邸にも住んでる。
隣に住んでるシムという安心感を持たせて、ローズはガンガン口説く。
デニスがローズのBFになった。
プロポーズの成功には性急すぎないアプローチが必要だ。
なので、ローズはすぐにSulaniに出かけた。
せっかく来たので釣りでもしておこう。
帰りにジムでトレーニングする。
鍛え上げた肉体は維持しなくてはいけない。
最後まで気は抜けない。
自宅に戻ってさらにトレーニングする。
帰宅した時は朝だったので、庭の手入れに取り掛かる。
